2024.03.10 WEBマガジン
自社ブランドの建築資材を中心に銑鉄鋳物を製造しています。 マンホール・側溝蓋をはじめ、自動車部品、水道機材、機械部品、鉄道線路部品などを造っています。 鋳造はとても繊細なものづくりです。 鋳造を行う小千谷工場と、加工・塗装・出荷を行う長岡工場が連携して高品質な製品を提供しています。
今回取材を受けていただいたのは・・・
2017年入社。小千谷西高校出身。
ものづくりに興味があり、高校の企業実習の際、先生の勧めでマツオ技研へ。
同じ形のものがたくさんできあがっていく様子におもしろさを感じ、鋳物というものづくりに惹かれる。
学校の鋳物のテストでは90点以上を獲得。
趣味:バレーボール 好きなTV番組:鉄腕ダッシュ
マンホールの蓋をはじめ、側溝の蓋や⾃動⾞部品、⽔道機材、機械部品などを製造しています。
近くだと小千谷市総合体育館や長岡市の大手通り、県外だと北海道の最北端や富士山の5合目で使われているものもあります。
毎年社員旅行があるのですが、旅行に行った際も製品を納めたところを見に行きます。
以前横浜に行ったときは、横浜美術館や山下公園、横浜中華街で使われている場所を見に行きました。
有名な観光地で使われているところを見るとやりがいを感じます。
製造するものの模型をもとに鋳型を作る「造型」を担当しており、マシンオペレーターを行っています。
鋳型は砂からできているのですが、機械で水分量などを調整して砂を固めて形を作っていきます。
砂の調整は鋳造の工程の中でも非常に重要な部分です。
水分量が0.1%違うだけでも製品のできが大きく変わってきてしまいます。
経験が増えてくるとどういう条件だったら、砂がどんな状態になるかということがわかってきました。
繊細な作業なので覚えるのに時間はかかりましたが、データをもとに予測した数値を機械で設定して、うまく作ることができるととてもうれしいです。
機械のエラーを防ぐためにこまめなメンテナンスも心掛けています。
製造業の仕事は事細かに教えてもらうというよりは、見て覚えるというイメージがありましたが、実際に働いてみると優しい先輩が多くて、仕事も丁寧に教えてくれます。
20代も多く、活気のある雰囲気です。
他には月額3000円の昼食補助があったり、夏になると栄養補給のために牛乳の支給があったりと社員への気遣いも感じられます。