2024.07.17 WEBマガジン
当社は創業270年を誇る老舗藍染め工房です。伝統の技術を使い デザインから染め、織りまで一貫して手がけており、そのオリジナリティーあふれる商品は高い評価を得ております。オーダーメ イドでの製作も行い、手仕事ならではのこだわりが詰まった製品をお客様へお届けしています。独自の着物ブランドの展開やワークショップの開催なども行い、藍染めの魅力を世界に発信しています。
今回取材を受けていただいたのは・・・
2020年中途入社。長岡市出身。
新潟市の専門学校卒業後、東京でファッション系を経験。
Uターン後、製造の仕事を経て紺仁へ入社。現在工場長を務めている。
趣味:料理、バイク
片貝木綿を製造しており、主に織物と染めを担当しています。
織物で使う糸を染める作業から、織機の操作やメンテナンス、縫製作業も行っています。
また、工場長も任せてもらい、工場全体の管理も行っています。
以前東京でファッションスタイリストのアシスタントをしていました。
着物に関わる仕事をしたときに、片貝木綿の着物が使われていてそこで初めて小千谷が着物の産地であることを知りました。
Uターンしてから仕事を探していたときにハローワークで紺仁を見つけ、聞いたことあるメーカーだと思い工場見学をさせてもらいました。
雰囲気がとても良かったので入社を決めました。
自分が作ったものが世の中に出て、着てもらっていると思うとやりがいに感じます。
普段は着られているところを見る機会はあまりありませんが、片貝花火で半纏を作ったときは地域の方々に着てもらえているのが見れるので喜びを感じます。
また、自分が提案したデザインが商品化されたときもとてもうれしかったです。
会議で社員からデザイン案が募集されることがあります。
個人のアイデアや意見が通りやすい環境で、それを形にするまでを実現できます。
私は流行に合わせたオーバーサイズの羽織やチェック柄の反物の開発に携わらせてもらいました。
真心を込めて丁寧に仕事をすることを心がけています。
“いいもの”を作って世の中の人に届けたいと思っています。
また、責任感を持って仕事をすることを大切にしています。
自分の仕事をしっかりとこなし、また周りからも頼られる存在になりたいです。
もっと片貝木綿の認知度を上げ、“紺仁クオリティ”を一人でも多くの人に届けたいです。
歴史ある伝統的な技術を、クオリティを保ったまま次の世代へ受け継ぐことが私の使命だと思っています。